【利用報告】セディナカードを使って海外キャッシングをやってみた
海外キャッシングで現地通貨を用意
クレジットカードが普及したお陰で、海外旅行の際多くの現金を準備する必要がなくなりました。しかし、だからといって現金が全く必要ないわけではありません。多少の現金は絶対に必要です。
先日バンコクを訪問した際、日本円を3000円ほど、タイバーツは0という現金をほとんど持たない状態で出発してしまいました。元々セディナカードを使って現地のATMで現地通貨を引き出す、いわゆる海外キャッシングをするつもりでしたが、図らずも絶対失敗が許されない状況で試すことになりました。
海外キャッシング最強といわれる「セディナカード」
このセディナカード、海外キャッシングにおいて多くのブログやサイトで高い評価を受けているクレジットカードです。
ざっとまとめると、海外キャッシングにおいてセディナカードが優れている点は
だと思います。さらに年会費が無料ですから、それだけ素晴らしい機能を持つカードなら是非欲しいですよね。
セディナカードにはVISA、マスターカード、JCBの3つの提携ブランドがあります。私が所持しているのはマスターカードのセディナカードです。これは、マスターカードのほうが為替レートがVISAやJCBに比べて良いと言われているからです。実際はどうなんでしょうね。例えば、私がキャッシングした1月5日の為替レートをみてみると
マスターカードだと、VISAよりは1バーツあたり0.04円ほど安いですね。JCBは少数第3位以下を切り捨てて表示しているので、比較しようがありませんでした。
バンコク・スワンナプーム国際空港のATMでキャッシング
私が初めてセディナカードを使った海外キャッシングを行ったのは、今年1月UAのマイルを使ってバンコクへビジネスクラスの旅をした時でした。
ハノイからの便は22時過ぎにバンコク到着。バゲージクレームエリアにあった紫色が印象的なSiam Commercial BankのATMを利用しました(どの銀行のATMも到着ロビーはもちろん、街中にたくさんありました)。
少額のタイバーツで十分だったので1400バーツおろしてみることにしました。日本語が選択できたので日本語を選択。その後は指示にしたがって進むとこのような画面にたどり着きました。
「外貨で引き出す」を選ぶと、表示されているレートでの取引になります。為替レート、めちゃくちゃ悪いです。ここではマスターカードの通貨換算サービスを使う「タイバーツで引き出す」を選ばなければいけません。無事1400バーツ手に入れることができました。
レシートにあるcash advanceがキャッシングのことです。手数料200バーツとあります。おかしいですね、この手数料どうなるのでしょうか。
帰国後、キャッシング内容の確認
さて、キャッシングの結果どうなっているのか。10日の深夜、セディナカードのHPで確認してみました。
マスターカードの為替レートでは、キャッシングした1月5日は1バーツ=3.268692円。1400バーツは4576.1688円。上の画像からわかるように、4576円キャッシングしたことになっています。
利息・手数料とありますが、実際は利息だけです。キャッシングの年利は18%。10日を返済日にすると、ちょうど5日間借金していたことになります。利息は
4576.1688円x0.18x5/365=11.2837039円
となります。上の画像でも11円の利息になってますね。結局私の返済額は利息込みで4587円となりました。海外ATM手数料200バーツはやはり発生していませんでした。
現金を円→タイバーツする場合とどっちが得なのでしょうか。参考までに三菱東京UFJ銀行の1月6日の為替レートをみてみます。
銀行で外貨を買う(つまり円から外貨へ両替)する場合のレートはCASH S.をみる必要があります。上の画像の一番下、タイバーツのCASH S.は1バーツ=3.71円。つまり1400バーツの現金を用意するには
1400x3.71=5194円
が必要となります。セディナカード(マスターカード)で海外キャッシングして繰り上げ返済する場合より600円ほど高くなってしまいます。かなりの損ですね。
Pay-easyを使って繰り上げ返済をやってみた
セディナカードが特に優れている点は繰り上げ返済がPay-easyを使ったオンラインで出来る点だと思います。実際にやってみました。
セディナカードのHPにログインし、ご入金受付をクリックします。すると以下のような画面が出てきます。通常の請求分に利息は発生しませんので、キャッシング分だけ入金することにします。真ん中の「ご請求分除く残高のご入金」を選びます。
残高が4587円になっています。これがキャッシング分の金額4576円と利息11円の合計です。この残高の全てを返済したいので「全額入金」を選びます。
この内容でOKなので、申し込みをクリックします。
次に、Pay-easyに対応したネットバンキングを持つ金融機関を選ぶ画面が出てきます。御自身が口座をお持ちの金融機関を選んで下さい。私は三菱東京UFJ銀行を選びました。
この後、選択した金融機関に飛びます。あとは指示に従って入金手続きをすれば返済完了です。
なお、セディナカードのHPやPay-easyのメンテナンスの時間中は繰り上げ返済ができません。できない日数分利息は増えますのでご注意を。またキャッシングして数日経たないと返済ができません。私の場合、借りて4日後からは返済可能な状態になっていました。
まとめ
今回自分の体験を通して、両替以外の外貨用意の方法を紹介しました。参考になれば幸いです。海外によく行く方はセディナカード、おすすめです。
私の場合、有名ポイントサイト「ハピタス」経由でこのカードを発行しました。
このときは、カード発行で6000ポイント、ソラチカルートで5400マイルになりました。最近では、「みんなdeポイント」でセディナカード発行案件がよく出ています。
8月7日16時追記:ハピタス「みんなdeポイント」にセディナカード案件来てます!しかも参加可能人数が追加されてます。
ハピタスへの登録はいつでも無料です。会員登録がまだの方は、下のバーナーからどうぞ。